収入が理由の転職では細部にわたる収入の比較が必要です

TOPICS

転職を成功に導く第一歩は紹介される企業や職種等の比較、分析

収入が理由の転職では細部にわたる収入の比較が必要です 在職中から人材紹介企業に自分の経歴や希望する職種等を登録して紹介される企業等の面接や試験を通じて適職探しする転職システムがあります。仲介する転職エージェントは転職希望者の意向と求人企業の望むキャリアやスキルをすり合わせて両者の合意のもとで面談の場を設け、更に、求人企業側の書面審査等に進んでいくわけですが、転職希望者、求人企業の双方にとって転職エージェントの能力次第で仲介してもらう作業が満足いくものになるか否かが左右されるわけです。

立場上、転職希望者は一般的に求人企業以上に弱い立場に置かれているわけですから、1社だけの人材紹介企業に依存する職探しは適当ではないはずです。人材紹介企業に登録する段階でその企業の得意分野がオールラウンドなのか、一定の職種に特化した企業なのか、見極めることが必要です。また、特異な能力の持ち主でない限り、複数の企業に登録して各エージェントから紹介を受ける企業や職種等を比較、分析することが転職を成功に導く第一歩でもあるわけです。

人材紹介企業は求人企業との仲介契約で紹介者の年収をベースにした一定割合のコンサルティングフィーを成功報酬としてビジネス展開しているので、エージェントの中には必ずしも転職希望者にとって適職でなくても年収の高い企業を優先的に紹介する傾向があるのです。従って、転職希望者は各エージェントの仕事の流儀の違いを冷静に分析し、正社員の身分でも年収だけに飛びつくことは禁物だと思います。